視野の中心が見にくい加齢黄斑変性

黄斑は網膜の中央にあり、ものを見る機能の中心的な役割を果たしています。なかでも黄斑の中央にある中心窩は視力を最大限に出せる部位です。この黄斑に病変が起きて視力が低下、放置すると物が見えなくなってしまう病気が加齢黄斑変性です。アメリアかでは失明原因のトップとなっています。

この病気には萎縮型と滲出型という2つのタイプがあります。前者は網膜をこうする細胞の一つ、色素上皮が老化のために萎縮し、網膜が変性するものです。有効な治療法はまだ確立されていませんが、進行はとても遅く、変性の部位によっては視力低下もみられません。

滲出型は、網膜の奥から新生血管という脆い異常血管が発生し、そこから出血や水分が漏れ出て、網膜に異常をきたすものです。詳しい原因はわかりませんが、進行が早く、症状はどんどん悪化して網膜はく離を引き起こすことがあります。そのため、早期発見と治療は大切です。

加齢黄斑平成の要因は様々なですが、喫煙が危険因子であることはハッキリしています。ですから喫煙者はまず禁煙することです。また太陽光の中の青色光が発症を促進させると考えられていますので、紫外線が強い日の外出には帽子やサングラスで目を守ることも必要です。

そして抗酸化作用のあるビタミンC・E、ベータカロテンなどのビタミン類、亜鉛や銅などのミネラル類、ほうれん草などに含まれる色素の一種ルテインなどが予防効果のある栄養素として注目されています。